笹原弘之教授が「砥粒加工学会賞論文賞」を受賞
2019年3月11日
工学研究院 先端機械システム部門 笹原弘之教授が、2019年2月28日(木)「平成30年度 砥粒加工学会賞論文賞」を受賞しました。
■受賞名
?平成30年度 砥粒加工学会賞論文賞
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■受賞概要
?受賞論文
「砥石表面の特徴的な温度変動に基づく研削加工時の異常発生のインプロセス判別」(砥粒加工学会誌,第62巻4号)
?論文内容
加工中の砥石表面温度を測定できる加工状態モニタリング砥石を用い、研削状態をインプロセス判別する手法を提案した。砥石が1回転する毎の特徴的な温度情報に着目し、砥石要目や加工条件の変更に対応した温度情報の変化とそれらの時系列的な推移を評価することにより、異常発生の可能性をインプロセス判別することが可能であり、研削加工におけるIoTの推進につながることを示した。
?賞の概要
砥粒加工学会誌の過去1年間に掲載された論文を対象とし、内容が優秀と認められるものに対して、砥粒加工およびその関連分野に関する学術を奨励し、砥粒加工学の発展を促進することを目的として贈賞する。
公益財団法人砥粒加工学会(別ウィンドウで開きます)