笹原弘之教授らが「精密工学会論文賞」 を受賞
2021年3月30日
工学研究院 先端機械システム部門 笹原弘之教授らが、2021年3月17日(水)「第17回 精密工学会論文賞」を受賞しました。
■受賞名
第17回 精密工学会論文賞
■受賞概要
受賞論文
「Method for generating CNC programs based on block-processing time to improve speed and accuracy of machining curved shapes, Precision Engineering, vol 55 (2019) pp. 33-41. 」
論文内容
CNC(数値制御)工作機械において、CNCが1ブロックを読み取りモータを運動させるまでのブロック処理時間に基づき、曲率半径と指令速度に対する最小弦誤差を示す弦誤差曲面を新たに導き、弦誤差曲面に近い弦誤差となるようCNCプログラムを作成する方法を提案している。提案の方法で作成したCNCプログラムにより、工作機械をより高速高精度に運動させることが可能であることを示している。
賞の概要
本賞は、その内容が最も独創性に優れ、工学的および工業的価値が高いと認められる論文の著者に対し、学術研究を奨励し、精密工学に関する学術の発展を促進することを目的として贈賞されるものである。
- 受賞一覧(公益社団法人 精密工学会HP)(別ウィンドウで開きます)